google-site-verification=z7gS8eHTlPt_f0hdzGyrXuTDTPvpHFzucDz8MHVmzRE

前健雑記

漫画家を志すも夢破れたライターの40代「半隠居」男による雑記

漫画はしばらく描かないと下手になるというか元々下手な場合はやめちまおう

久しぶりに漫画を描いてみた

のんきな隠居生活を送っているが突如、元・プロ漫画家志望者の熱いハートが煮えたぎってしまった。

もしかしたら、人生経験を積んだ今こそ傑作漫画をものにするタイミングなのではないか?

思い立ったが吉日、四コマギャグ漫画を執筆した。

数年ぶりにガチで描いた四コマ漫画

ヘルスメイク前健 漫画
『ファッショナブル』第1話

…どうしよう…。

面白い面白くない以前の問題である気がする。

下手。

ヘタウマじゃなくて、ひたすら下手。

俺は老いたのか!?すっかり才能が枯れてしまったのか!?

ツラい。

だが、もしかしたらこれは単にブランクが空きすぎたせいかもしれぬ。

気を取り直してもう一本描いてみた

ヘルスメイク前健 漫画
『ファッショナブル』第2話

恐るべきことに、第1話よりひどくなっている気がする…いや、完全にひどい。

「意味わからねぇ!」と怒りの声が聞こえてきそうだが、描いた自分でも意味分からねぇ…。

数十秒の間、失望・絶望の沼に浸ってしまった。

漫画家をしている友人知人たちは次々と作品が連載化・単行本化・アニメ化・キャラクターグッズ化などに至る大活躍を見せているのに…!

なぜ自分は売れないのか考えてみた

売れない理由はほぼ間違いなく作品が面白くないから。

30年ほど漫画家を目指して頑張った(つもり)だけど現実はいつでも残酷な天使のテーゼというかアンチテーゼというかジンテーゼ

ジンテーゼと勢いで書いてしまったが問題は克服されていないし、これからもまず克服できないだろう。ツラい。

天才的だった過去の漫画を見返してみた

若かりし頃に大手出版社で新人賞を獲った天才的作品を読み返して感覚を取り戻そうと画策。

ヘルスメイク前健 漫画
1997年作品

ヘルスメイク前健 漫画
同じく1997年作品

ああ…下手だわ…汚いし…。

一瞬「自分は天才すぎて周りに理解されない」という考えが脳をよぎったが、99.999%有り得ない話だな…。

天才を自称して申し訳ございません!誰かに「自分は天才である」などと言ったことないけど。

当時は「なぜ編集部は俺の漫画を雑誌に載せてくれないんだ!?」と不満たらたらだった。

今思えば、なぜそんな謎の自信があったんだ?

漫画家を目指すのをやめて正解

まあやめて正解なんだけど、そんじゃ今の隠居生活が正解なのかと問われると…少しビミョーッスねぇ…。

ツラい。