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前健雑記

漫画家を志すも夢破れたライターの40代「半隠居」男による雑記

【連載】有名人の愛読書(第2回 芦田愛菜)

有名人の愛読書

【連載】有名人の愛読書(第2回 芦田愛菜)

 

「有名人の愛読書」シリーズ第2回は、俳優の芦田愛菜さんです。

子役時代から高い能力を発揮し、勉学にも秀でている芦田愛菜さんはどのような本を読んできたのでしょうか。

芦田さんが中学生のときに出版された『まなの本棚』に詳細が記されています。この本の内容を中心に見ていきます。

 

 

 

 


芦田愛菜とは

芦田 愛菜(あしだ まな、2004年平成16年〉6月23日 - )は、日本女優タレント歌手声優ナレーター兵庫県西宮市出身。

(Wikipediaより引用)

 

芦田愛菜の愛読書

村上春樹初体験

『騎士団長殺し』(村上春樹)
中学生になってから読み「すごい本に出会ってしまった!」とドキドキする。


芦田愛菜の「神様」

『かがみの孤城』(辻村深月)
この本をきっかけに、辻村深月を神とあがめるようになる。家の本棚に「辻村深月コーナー」がある。


熱い話

『夜のピクニック』(恩田陸)

『バッテリー』(あさのあつこ)

熱い友情や「スポ根」が大好き。

 

 

海外ミステリー

『シャーロック・ホームズ』シリーズ(コナン・ドイル)

『モルグ街の殺人』(エドガー・アラン・ポー)

『Xの悲劇』(エラリー・クイーン)

『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ

 

日本文学(~平安)

『古事記』

『日本書紀』

『風土記』

『源氏物語』

子供向けに書かれたものを読んだ。

 

日本文学(江戸)

『曽根崎心中』(近松門左衛門)

『雨月物語』(上田秋成)

『南総里見八犬伝』(曲亭馬琴)

『東海道中膝栗毛』(十返舎一九)

「平和が長く続いたからこそ、エンターテインメントが発展していたんでしょうね」とのこと。

 

日本文学(明治~)

『福翁自伝』(福沢諭吉)

『舞姫』(森鴎外)

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』(夏目漱石)

『小僧の神様』(志賀直哉)

文学の王道をきちんと踏まえている。

 

『たけくらべ』(樋口一葉)

『友情』(武者小路実篤)

『伊豆の踊子』(川端康成)

『細雪』(谷崎潤一郎)

「ラブストーリー要素が現代に通じるんじゃないか」という見解。

 

『智恵子抄』(高村光太郎)

『一握の砂』(石川啄木)

『雨ニモ負ケズ』(宮沢賢治)

詩に関しては上記3作品を挙げている。

 

『高野聖』(泉鏡花)

『破戒』『夜明け前』(島崎藤村)

『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)

「太宰治より、私は芥川龍之介派!」「色でイメージするのは、『黒っぽい暗くてドロドロした世界観の太宰』、(芥川は)『白い世界で人が動いていて、ほとんど色がないようなイメージの孤高の人』」と、持論を述べる。

 

『ガラスのうさぎ』(高木敏子)

『永遠の0』(百田尚樹)

「戦争について深く考えるきっかけになった本」らしい。

 

海外文学

『賢者の贈り物』(オー・ヘンリー)

「人のために自分ができることって何だろう? と考えて行動できるようになりたいと思って」

『変身』(カフカ)

「人の心理の怖さを感じた。外見だけに惑わされずに正しい判断ができるようになりたいと思って」

『レ・ミゼラブル』(ヴィクトル・ユーゴー)

「『人生のあらゆる要素が詰まっている物語だな』と読み返すたびに感じる作品」


芦田愛菜の読書に対する姿勢

「読書はお風呂や歯磨きと同じ生活の一部」
「3~4冊を同時進行で読むこともよくある」

 

芦田愛菜はなぜ読書をするのか

幼少期、両親に読み聞かせをしてもらううちに自然に読書家へ。

読書の魅力や読書を続ける理由についてはこう語っている。
「本は、漫画や映画のように絵や映像をそのまま見せてくれるわけではないので、自分自身の想像力で物語の世界に出てくるすべての色も形も決めてプロデュースできる」

「『自分とは違う誰かの人生や心の中を知ること』にすごく興味がある」

 

まとめ

中学生時代の芦田さんの読書についてご紹介しましたが、質量ともに豊かな読書生活が垣間見られました。

今(2024年)や大学生の芦田さん。きっと読書量はさらに増し、読むジャンルの幅も大きく広がっていると推察できます。

才色兼備の魅力あふれる大人として、さらなる活躍が予想できますね。

 

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