やりたいことに年齢制限を設けてはいけない!
はじめまして! 前健です。今年で41歳になりました(厄年)!
(イラストはイメージです)
いきなりですが、この年齢になってプロのカメラマンになりました。
しかも、初めてカメラを買ってから1年ちょっとで、です。
ざっくり身の上話
もともと私は15歳で本格的にギャグ漫画家を目指し、20歳から21歳にかけて雑誌の新人漫画賞を立て続けにゲット。
「あら順調でいいですこと」という声が聞こえそうですが、そこは若い頃の俺の浅はかさ。
編集者の方や審査委員の人気漫画家さんに褒められて…調子ぶっこいてしまったんですね。
自分が描く漫画が至高である、なんつって天才ぶったりして…。
編集さんから原稿の直しを食らうと「ファック!」などと心の中で舌打ち。
そんな態度で新人が仕事をもらえるわけがありません。
当時の自分にはもちろん、現在の若い方々にも言いたいです。
「自分は天才」という思考は99.9%勘違い!!
若者はバカ者、とはよく言ったもので、自分を天才と思っている人間ほどタチが悪いものはなく、勝手に世をすねて酒と女性に溺れる日々が続き生活は荒れ…。
そうこうしているうちに時間は夢のように過ぎ去り「ああ。俺はこのまま何も残せず老いさらばえていくのか。つらいことよなあ」とグズグズ何もしない虚しい日々。
真の天才はこういうことにはなりません。
酒の飲み過ぎで大病をしてからは「もう趣味に生きよう」と開き直り適当に働きながら、借金をしてカメラ道具一式を買いkindleで写真集を出したりして遊んでました。
世界初のマンガライブぺインター・内田慎之介さんの写真集です。
そして。
友人・知人の漫画家さんたちの仕事場に押し入り撮影・制作した写真集です。
こういったアマチュア写真家生活をしつつ、Webライターなどを細々とやってました。
そんなある日、某ニュースサイトでカメラマン&記者の募集があるのを偶然発見。
恐る恐る連絡してみたら一発採用!
漫画は25年以上やってもまったく上手くいかなかったのに、写真撮影は1年ちょっとでいきなりニュース編集部で使ってもらえることに。
人生、いくつになっても分からないものだ!
大雑把な男一代記をもってご挨拶に代えさせていただきます。
今後よろしくお願いいたします。