ヘルスメイク前健
ヘルスメイク前健(ヘルスメイクまえけん)は日本の文筆家・写真家・音楽家。
来歴・人物
2月6日、神奈川県横浜市生まれ。現在は茨城県つくばみらい市在住。
「神童」と呼ばれた時期があるが、現在は「ポンコツ」と呼ばれることが多い。
学生時代は模試で全教科満点で全国トップの座に就いたかと思いきや、全教科0点で全国最下位にまで落ちぶれるという担任教師泣かせの破滅っぷりを発揮する。
19歳のときにヤングアニマルにて、漫画作品『ウチから5キロの大噪喧(だいそうけん)』『無菌育ち』などで新人賞受賞。
20歳を過ぎても漫画執筆意欲は高まるばかりで、週刊少年チャンピオンにて『野球の先生』、週刊少年ジャンプにて『ツッコミ・ブラザーズ』(原作)などが新人賞となる。
しかしプロ漫画家からの評価はおおむね高かったものの、雑誌編集者からは「どう売り出せばいいか分からない」などの理由から冷遇される。
ヘルスメイク前健は次第に、各編集部に対して態度を硬化させて打ち合わせも喧嘩腰になっていった。
年齢を重ねても売れない漫画を描く意味を見いだせなくなり、次第に漫画執筆活動からフェードアウトしていく。
生活に困窮しだした頃、知人からWebライターとして働くことを勧められて在宅での記事執筆を始める。
当初はライターという仕事に乗り気ではなかったが、学生時代に複数の教師から「お前は物書きになる」と予言されていたことを思い出して力を入れるようになった。
現在は小説執筆(「前田健作」名義)や写真家活動(「パック」名義が多い)、音楽活動その他多くの「子どもの頃からやりたかった事」をしつつ、『老子』を読んだ時の感銘を胸に無知無欲・無為自然の境地に向かって半隠居生活を送っている。
著書
写真集
・『I am MANGA LIVE PAINTER』2017年1月(内田慎之介と共同)
・『栗本しゅら写真集』2017年7月(栗本しゅらと共同)
・『漫画家の仕事場』2018年1月(山地ひでのり、小西真冬、栗田あぐり、ムラタコウジ、内田慎之介と共同)
・『つくばみらい市ガイド 第一巻 みらい平駅』2021年11月
・『汚部屋萌え』2022年1月
小説
・『林檎は赤ければ赤いほど赤い』2018年10月
画集
・『前健画集』2021年11月