原宿で4年ぶりの個展
世界唯一のマンガライブペインター(ウォールマンガアーティスト)である内田慎之介が、原宿・デザフェスギャラリーにて6月22日から26日までの5日間にわたって個展をおこなった。
見る者を魅了してやまないマンガとイラスト
会場に入り左手を見れば、そこにはデザインフェスタでのライブペイント作品が。大きく力強く、かつ美しい。
大胆でダイナミック、かつ繊細な描線。
そしてリアリスティックでありながら幻想性をも帯びたムード。
さらには強烈な独創性と余裕あるユーモアまでもを包括する「uchudart」。
世界的アーティストへの階段を着実に昇る
今年10月にはドイツ共和国でのライブペイントパフォーマンスが予定されている内田慎之介(現在、都内のドイツ大使館外壁には内田の手によるアインシュタイン来日100年を祝う画が掲げられている)。
新型コロナウィルス大流行によって海外での活動は数年制限されてしまったが、その間も内田慎之介は実力をたっぷりチャージ。クリエイターとしての伸びしろは無尽蔵だ。
個展は26日に無事、大盛況のうちに終了。
興味を惹かれた読者は、デザインフェスタやその他のイベントでuchidartを一度体感してみてはどうだろうか。(文中敬称略)
・内田慎之介(うちだ・しんのすけ)…静岡県生まれ。大友克洋の漫画作品『AKIRA』に感銘を受ける。大学卒業後、漫画家を目指し上京。プロデビュー。試行錯誤を繰り返した結果、巨大壁面に漫画を描くマンガライブペイントを始めて今や押しも押されもせぬ第一人者となる。好きな食べ物は納豆とナス。