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前健雑記

漫画家を志すも夢破れたライターの40代「半隠居」男による雑記

内田慎之介が大迫力の個展開催 オンリーワン表現者として走り続ける

原宿で4年ぶりの個展

世界唯一のマンガライブペインター(ウォールマンガアーティスト)である内田慎之介が、原宿・デザフェスギャラリーにて6月22日から26日までの5日間にわたって個展をおこなった。

内田慎之介(2019年・デザインフェスタにて)

内田慎之介(同)

個展会場でもライブペイントを行う内田慎之介(2022年6月22日)

見る者を魅了してやまないマンガとイラスト

会場に入り左手を見れば、そこにはデザインフェスタでのライブペイント作品が。大きく力強く、かつ美しい。

デザインフェスタではすっかりおなじみの「デザフェス姉弟」

大胆でダイナミック、かつ繊細な描線。

そしてリアリスティックでありながら幻想性をも帯びたムード。

さらには強烈な独創性と余裕あるユーモアまでもを包括する「uchudart」。

世界的アーティストへの階段を着実に昇る

今年10月にはドイツ共和国でのライブペイントパフォーマンスが予定されている内田慎之介(現在、都内のドイツ大使館外壁には内田の手によるアインシュタイン来日100年を祝う画が掲げられている)。

新型コロナウィルス大流行によって海外での活動は数年制限されてしまったが、その間も内田慎之介は実力をたっぷりチャージ。クリエイターとしての伸びしろは無尽蔵だ。

アインシュタイン来日100年を記念して、ドイツ大使館からの依頼によって描かれた

華麗なる履歴が実力・人気のほどをうかがわせる

新作イラスト集。完成度が高い

来客と談笑するもペンを握ればたちまち絵師としてのオーラが溢れ出る

外国人も多く来場。まさにワールドワイドな存在感

個展は26日に無事、大盛況のうちに終了。

興味を惹かれた読者は、デザインフェスタやその他のイベントでuchidartを一度体感してみてはどうだろうか。(文中敬称略)

内田慎之介(うちだ・しんのすけ)…静岡県生まれ。大友克洋の漫画作品『AKIRA』に感銘を受ける。大学卒業後、漫画家を目指し上京。プロデビュー。試行錯誤を繰り返した結果、巨大壁面に漫画を描くマンガライブペイントを始めて今や押しも押されもせぬ第一人者となる。好きな食べ物は納豆とナス。